私の結論から言うとマンハッタン内はほぼ問題なく安心して暮らせますと思っています。
地下鉄は24時間走ってるし、マンション中のほとんどのマンション、アパートには1階の入り口からロックが掛かっており、暗証番号か鍵がないと入れないようになっています。
警察も常時うろうろしているし、ホームレス徘徊にも注意しているほどです。
実際、1ブロック街灯の少ない道に入っただけで、さっきまであった人混みがなかったり。
その時点で治安レベル50%ダウンです。
工事現場など、一時的に人通りが少なくなるような場所も夜間に特に注意です。
タイムズ・スクエアなど、有名な観光スポットですら、夜中3時を回るとさすがに人の出入りが減り、
麻薬の売人などが今日も普通の格好で徘徊しています。(特にストリップやバーの入り口など)
ただ、夜中の3時に出歩かなければ良いのです。
このレベルの注意掛けでいうと、渋谷・新宿と同じではないでしょうか。
治安が良いと言われている日本でも夜明けの繁華街に闇はつきものです。
ではなぜニューヨークがそこまで恐れられるのか。
それはやはり銃社会である事が一番の原因になっていると思います。
治安が悪かろうが良かろうが徹底するべき事
さすがにニューヨークなので、以下は常識範囲ですがうっかり忘れがちなので徹底しましょう。
・貴重品は肌身話さず
・地下鉄利用時は人がいる方へ
・満員電車の場合はお腹にバッグを持ってくる
・人混み、一通りの少ない道は通らない。
NYで治安が悪いエリア
ハーレム
セントラルパークが終わる110丁目より北側のエリアですが、120丁目より北がけっこう治安が悪くなります。
もちろん黒人街なのですが、ヒスパニック系の住人も多く、雰囲気ががらりと変わります。
ブロンクス
ヤンキースタジアムがあるのはサウス・ブロンクスですが、この球場周りだけ、唯一治安OKだと思ってください(しかも試合のある日のみ)
試合のない日は人通りも少ないですし、野球の試合がないのに夜間にうろつく場所ではありませんのでご注意を。
中でもハンツポイント(Hunts Point)は売春や他の犯罪などで知られているエリアです。
ハンツポイントは食品製造工場がたくさんある事で知られ、その規模は世界一とも言われています。
低所得者が工場で働きながらドラッグに溺れていたり、という事実もあるようです。
ブラウンズビル Brownsville
ブルックリンの奥地なのでまず観光客が行く事はないと思いますが、覚えておくのは良いかと思います。
簡単にいえば有名なギャングがたまっている場所です。
ハイツポイント同様に低所得者がドラッグに陥った犯罪者が多かったりします。
またギャングの縄張りが多い事から銃事件が頻発しています。
JFK空港にいるぼったくりタクシーに注意
私の友達が2016年10月下旬にNYに来ましたが、彼女は英語が話せるし、10年ぶりではあるもののNYには2回目で、という状態で安心していたのにぼったくりの被害に合いました。
英語が分かる分からないは関係なしに、内容を理解してしまってっ逆にもっともらしく思えたのか。
気づいた時には既に時遅し。結果JFKからミッドタウンのホテルまで$360取られたという事です。
イエローキャブならチップ込で$80程度で済む距離です。
地下鉄でキマってる若者に注意
薬物中毒者が多いアメリカですが、「マリファナを吸うお金をくれ」と書かれたボードを堂々と見せて物乞いをする若者や、
薬が買いたいからお金をくれ、と通行人に頼むホームレスもいます。
実際そのような中毒者が警備の薄い地下鉄のホームなんかを歩いていたりしますし、下手に接触すると暴行されたりするという事件も聞いた事があります。
目を見て焦点があっていない人間はまずおかしいと思ってください。
距離を取りながら、周りに自分以外の通常の人間がいる事を確認しましょう。
今現在のニューヨークの犯罪率を見る
https://maps.nyc.gov/crime/
こちらニューヨーク市が運営する政府の公式サイトで、こちらのサイトではリアルタイムで最新の犯罪情報を見る事ができます。
例えば、先月の1ヶ月で殺人事件は何件、どこであったか、などを見れます。
見てみると、やはりブロンクス、ブルックリンなどはマンハッタンに比べて断然色濃い結果が出ています。