キース・ヘリングのプールがあるJames J Walker Park(ジェームス・ウォーカー・パーク)

冒頭の画像はこちらの公園から歩いて3分の場所にあるおススメのレストランの食事なのですが、それは追々ご紹介するとして、今回はチェルシーにある公園をご紹介します。

[2022年1月追記]
ちなみにこの公園には「Tony Dapolito Outdoor Pool(トニー・デイポリト・アウトドア・プール)」という屋外プールが隣接されています(冬季閉業)が、隣接する建物の修繕工事中で営業中止になっているようです。

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James J Walker Parkの基本情報

住所415 Hudson St, New York, NY 10014 (地図
開放時間07:00~21:00(3/2~10/31)
07:00~18:00(11/1~3/1)
対象年齢0~8歳くらい
遊具乳児用の遊具、すべり台、ブランコ、うんてい、網渡り、吊り輪、壁登り、など
水場あり 詳細はこちら▶
トイレ近くにないので移動する必要あり。詳細はコチラ ▶
治安明るい時間はナニー(保母さん)が子供を連れて来ていたり、ホームレスもいなかったりしますが、やはりウェストビレッジ/チェルシーエリアはミッドタウンの公園よりもホームレス率が高いような気がします。

James J Walker Parkの場所

メトロの1,2番ラインのHouston St駅から1ブロック北へ
ロウアーマンハッタンにも近く、ホテル、レストラン、有名スーパーマーケット、博物館も近い

駅からも近く、7th Ave(Varick st)とClarkson Stの交差するところに位置しています。駅の改札出てからの狭い地上への階段を上がってほんとすぐ。Shake Shackが左手に見えたらもうすぐそこ。交差点のところにパブリックのプールの建物があってその裏に公園があります。
グリニッジビレッジエリアで5,6ブロック歩けばワシントンスクエアパークに行けたり、書ききれないほど東西南北どの方向に歩いて行っても何かしら素敵なお店に出会えます。

徒歩圏内には
  ・Shake Shack
  ・McDonald’s
  ・Taco Bell
  ・Chipotle Mexican Grill
  ・Molly’s Cupcakes
  ・Courtyard by Marriott New York Manhattan/SoHo
  ・Four Points by Sheraton Manhattan SoHo Village
  ・Hotel Hugo
  ・Children’s Museum of the Arts
  ・Color Factory New York
  など、軽食、高級レストラン、博物館、ホテルなど子供も大人も楽しくお散歩できるエリアです。

James J Walker Park 行き方

一番近い駅はメトロ1,2番のHouston St駅。その他にもバスのM20番の7th/Clarkson St駅だと目の前です。

地下鉄の1,2番は…

地下鉄はお仕事されてる人たちが利用するので混むんです。みなさんが移動する時間帯は特に。この駅の地上へ出る階段がほんとに狭い!私たちが利用した時間帯は朝のラッシュ時間で、改札でるところから一列に並びました。地下鉄を利用する人もその階段から降りてくるので、メトロから出ていく人と乗りたい人で混雑しました。ストローラー利用の人は時間がかかっても列の最後で地上に出たほうがいいと思います。地上に出たら北へ1ブロック歩くだけ。
階段のみの駅もまだまだたくさんあるので、 ストローラーは担いで上り下りしますが、親切な方がたくさんのNY!みなさん『Do you need help?お手伝いしましょうか?』と声をかけてくれます。『Thank you!』と伝えて是非手伝ってもらいましょう♪ ←子供と貴重品からは目と手を離さずにね!

James J Walker Parkのトイレ

残念ながら、公園内にお手洗いがありません。(もしかすると公園の反対側にあったのかも?)でも公園の裏手にパブリックプールの建物あるので入り口の人に声をかけて、利用させてもらえると思います。または、近くのShake Shackやマクドナルドまで移動する必要があります。子連れだとなるべく安全で衛生的に心配でないところがいいですよね。

James J Walker Parkの特徴

特徴1 基本的に小さな子供向け。幼児向け遊具もあり

公園自体もそこまで大きくなく、遊具のエリアも見渡せるほどなので小さい子向きです。ちゃんとベンチも木陰にあるので夏でも直射日光は避けられます。
ソフトマットを敷いた、よちよち歩きの子供も遊べるトドラー(幼児)向けのプレイジムもあるので安心。

トドラー(乳児)向けの遊戯はこんな感じ。これで滑れるのかっていうくらい緩やかな傾斜の滑り台があります。段差も小さくて躓いても大丈夫そう。

特徴2 小さな公園な分木陰が多め

ジムを囲うようにしてベンチが配置されていて、場所によってはしっかり木陰で日差しをブロックできるので、夏場などでは保護者の味方になってくれます。逆にガンガン日焼けしたいママは日差しをサンサンと浴びながら読書したりしてますが…

水場のエリアも囲むようにしてベンチが配置されてるので、ずっと子供を見守ることができるので安心なつくりになっています。

特徴3 水遊びもできます

NYの公園の素敵なところは夏場、水遊び仕放題!
ここも例外なく夏場は朝からしっかり水浴びできます。我々は夏の公園遊びには必ず子供の水着または着替え持っていってました。親も夏場はどこでもビーサン。何度ビーサンがちぎれてだめになったか…

噴水部分は中央に1箇所なシンプルな感じ。子供が行ったり来たりしてはしゃいでいますが、逆にここだけ注意していたら大丈夫って感じです。そこまで広い公園ではないものの、1つのジムの中に全部の遊びが詰まっているイメージ。

併設プール「Tony Dapolito Outdoor Pool」について

*現在はこのプールがあるTony Dapolito Recreation Centerの建物の修繕をしているため閉鎖中です。予定では2022年春頃まで。

私たちはこどもの夏休みのスイミングプログラムでこちらのプールを知りました。夏休みの短期スイミングプログラム(水泳教室)に申し込みをし、抽選に当たったのでこちらのプールに来ました。
NYC Parksというニューヨーク市のあらゆる公園やアクティビティ、イベント、動物、自然などを運営、管理、紹介している機関があり、そこでメンバーシップを取得するとジムや水泳教室、野球やサイクリングなどキッズ・ユーススポーツアクティビティに参加できます。

場所もここだけでなく、ブロンクス、ブルックリン、マンハッタン、スタテンアイランド、クイーンズなどから選べます。18歳未満の子供は無料で大人も半年、1年単位でメンバーシップをとるといろいろなイベントやアクティビティに参加できます。習い事をしていなかった我が家の子供たちにはとてもいい機会になりました。

Keith Haringのアートに囲まれる


ここの屋外プールの大きな特徴は、壁面の一面に目を引くアート作品があります。
アメリカンポップアートを代表するアーティストの一人、キース・へリング(Keith Haring)の作品です。

壁一面に描かれたキース・ヘリングのポップアートが目立つプールサイド

ペンシルバニア州出身の彼は1980年代初頭にニューヨークの地下鉄でグラフティアートから有名になり、たくさんの作品を紹介していきました。ユニクロもコラボTシャツなど発売していましたね。NYはいたるところにアートがあふれていますが、こんなふとしたタイミングで、公園の一角で有名アーティストの作品に出会えます。ここの作品は1990年にキース・へリングが亡くなる3年前に完成したようです。ここに来なければきっと見ることがなかったと思うと、いろいろアンテナを張って生活していると思いもよらない出会いがありますね。

ボランティアっぽい先生と、現役水泳選手の学生などがしっかり子供を見張ってくれるので安心。

日本ではビレバンなどの雑貨屋さんでも人気のキース・ヘリンググッズですが、私はアマゾンで50個入りのステッカーを買いましたw
地味に防水でラップトップや子供のかばんに貼り付けてます。
↓こんなやつ

ちなみに、キース・ヘリング仕様のUNOもあるようです。$25くらい?ちょっと高めですが、お土産とかにはウケそうです。

James J Walker Park の写真

遊具ジムは2種類ある

大きい子供向けの体を使う遊具ジムと、よちよち歩きでも遊べる小さい子向けの遊具ジムの2つがあります。

フェンスで囲われているので入り口は基本的に1箇所です。
入って左側が大きい子供向け、右側がよちよい歩きの子供でも遊べる遊具になっています。遊具の下はクッションになってるので安心。

英語以外の言語でも注意書きされてるのが多国籍ですね

思いの外シンプル。でもちびっこは喜ぶ☆

NYでよく見かけるシンプル遊具

夏場のすべり台は熱されてて暑いから要注意

モンキーバー(うんてい)が我が子にはヒット!

朝から水垂れ流し

ずっと出てる、水

ちびっこはなぜか回しまくるハンドル

J Walker Parkからオススメの寄り道コース紹介

カーマインストリート(Carmine Street)東へ進むとそこはバラエティに富んだレストランやお店が並んでいます。

歴史ある老舗ギターショップCarmine Street Guitar

知る人ぞ知る老舗ギターショップです。建物自体はそれこそ1827築の物件らしく、赤レンガが特徴の店構え。実際にはここは「グリニッジ・ヴィレッジ (Greenwich Village)」というエリアですが、19世紀末期から20世紀半ばにかけて、「芸術家の天国」や「ボヘミアニズムの首都」として知られているエリアです。ポップアートの巨匠キース・ヘリング氏や、ボブ・ディラン、ニール・ダイアモンドなどもこのエリアを代表するアーティストですね。
実際にボブ・ディランに関しては、彼のアルバムのジャケット写真撮影でこのお店が使われていたりしています。店内は有名アーティストのサインだらけ。それもそのはずでこのお店は、200年前のバーやホテル等、ニューヨークの古い建物が改装工事をする際にゴミに出す古材を元にクラフトマンが完全手作業で削ったり曲げたりして手作りでギターを作ってるそうです。

朝早かったのでまた開店してなかったけれど、ビンテージ資材からギターを作るギター職人がいる老舗のお店でした。窓から見えるギターを見てるだけでなんか格好良かったです。

The Grey Dogのグリルドチーズは最高

J Walker Parkで人遊びしたら、徒歩3分ほどで行けるアメリカンダイナー「The Grey Dog」に足を運んで見ましょう。ちなみに、こちらはマンハッタン内に5店舗展開しているチェーンですが、こちらはウェスト・ヴィレッジ(West Villege)店です。地元の人たちやミュージシャン、学生が集うゆったり雰囲気でした。古き良きのNYを感じるには最高の場所だと思います。

普段カフェでブレックファーストなんてあまり洒落たことをしないのですが、たまにこういうブランチをすると、テンションが上がります。お店構えは説明不要のウェストエリアらしい赤レンガ。

店頭に提示されてるメニュー。
お値段はマンハッタン料金のど真ん中という感じで、めちゃくちゃ高いという感じでもありませんが、安くもありませんね。

ボリューミーな朝ごはんプレートやサンドイッチ。夜はアルコールもあり、また違った雰囲気が味わえるのかも

こういう店内の様子を見ると、やっぱりニューヨークの雰囲気が特別な気がします。
旅行者が来てる様子はありませんでしたが、雰囲気・クオリティ的にはガイドブックとかに載っててもおかしくないレベル。良い感じに日差しが入ってて、また、緑があるのもゆったりできる空気をつくっています。

結構おひとり様で朝ごはん食べている人もいたり、PC広げて仕事をしているような人もいたりで、各々の時間がながれてました。みんなニューヨーカーっぽい。

およーめは、ここのテーブルが気に入りました。地図がエンボス加工された木製テーブルで、普通の味なはずのコーヒーが3倍美味しく感じました。

けっこう使われてる感じがするテープル。分厚いアメリカらしいコーヒーカップは個人的には飲みにくいけど、なんか好きです。

この日は子供連れてのブランチなので、しっかりブランチのボリューミーなアメリカン・ブレークファースト。パンケーキ、目玉焼き、ベーコンのセット。けっこう一般的なプレートなんですが、シンプルなメニューこそ、お店の味が出ますよね。

アメリカでは、卵の焼き方は選べるのが一般的ですが、はびーの好みでかんたん両面焼き(オーバー・イージ:Over Easyと言います)にしています。他には普通の目玉焼き(サニー・サイドアップ)とかスクランブルとかありますね。パンケーキは結構大きくて、意外とマズいホットケーキが多いニューヨークですが、ここのは美味しかったです。

大人にも子供にも、間違いないソウルフード「マカロニチーズ」

ここのマカロニチーズは半端なくおいしいです。料理とも言い難い、大した調理工程を経ていないはずのMac n Cheeseなのですが、美味。我が家の娘ズはチーズ好きなので取り合ってました。

J Walker ParkからGrey Dogまでの生き方

歩いて3分。この公園に来たら寄るって感じになっちゃいますね。12:30を過ぎるとけっこう混むので、お昼前のブランチ時間がオススメです。

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